01 - 「荒野の勇者」 |
荒野をさすらう一人の剣士がいた。
ある日、剣士は立ち寄った酒場で、自分と同じものを探す仲間がいることを知る。
ギルトへの報告を請け負った酒場の主人は、連絡のために剣士の名前を聞いた。剣士は告げた。ドラン、と。
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02 - 「正義の鐘は打ち響く」 |
弔いの鐘が鳴り止まぬことのない町、フランジアへと向かうことに決めたドランは、
旅中立ち寄った宿場町で細面の美貌の青年、翼と出会う。
不思議な感覚にとらわれたドランは、青年が自分と同じ仲間であることを確信した。
そしてもう一人、フランジア流れの元保安官ハヤタの望みを叶える為彼らはフランジアに向かう。 |
03 - 「ゆりかごライオン」 |
森の中にある動物園『深緑のユーテラス』に居候する青年、カイザーにはある秘密があった。
情報屋の空影の指定でやってきたドラン達は、カイザーと彼の親代わりになっている少年ダイの騒動に出くわす。
少年を助けたドラン達はダイと共に森の奥にある『ヨフィエルの棺』へと向かい、そこでカイザーの正体を知る。 |
04 - 「アークハイムの魅少年」 |
空影に指定された『宵闇のハーニュブルス』に、カイザーとダイを加えた一行は向かった。
そこのカジノ「アークハイム」には、天才的な腕を持つディーラーの少年がいた。
ダイはその少年、カズキに接触しようとする。
優秀なカズキを手放したくないカジノのオーナーは、退職を申し出る彼にある賭けを持ち出した。
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05 - 「凍土の邂逅」 |
万年雪に閉ざされた村、アキュームレイトで空影は旧知の軍人、レオンと出会っていた。
ドラン達とは別ルートで行動するレオンからも依頼を受けた空影は、
仲間たちを探す目印となるパワーストーンの話を聞かされる。
空影とレオンはまた別れ、『豊沃のフウカイ』で落ち合うことを約束した。
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06 - 「砂鉄の宝石」 |
主を探して旅をするロックは、ひょんなことからうっかり奴隷になってしまった。
落ち込んでいる彼を励まし先輩だと名乗ったのは、小柄な少年のタクヤ。
ポンコツ寸前のロボット、ゴルゴンを従える奇妙な少年の立ち振る舞いを追いかけるロックは、
次第に不思議な感覚に襲われていく。 |
07 - 「潮風の遭遇」 |
『建て直しのレコントラ』という町に立ち寄ったレオンは、脱走を目論見ていたタクヤとロックに遭遇する。
奴隷商人の手から二人を解放したレオンは、彼らと共にフウカイへ向かうことにする。
その時突然、具合の悪くなったタクヤが倒れこんでしまった。 |
08 - 「陽炎の妖精」 |
気絶したタクヤを慌てて診療所に運び込んだレオンとロックの二人だが、診療所のドクター、焔から驚愕の真実を聞かされる。
それは、タクヤの素性と命にかかわる問題だった。焔も一行に加えた彼らは、タクヤの回復を待って船でフウカイへ向かうこととなる。 |
09 - 「合流」 |
フウカイに到着したタクヤ達は、レオンの生家へと向かう。
同じ頃、ハーニュブルスから船でドラン達もフウカイにたどり着いていた。
空影の指定した同じ宿屋で待ち合わせる二組は不思議な巡り合わせの元、邂逅する。 |
10 - 「白日の誘拐」 |
ひとつ場所に集まったドラン達は、互いに尽きることの無い話題に談笑し合った。
そんな折、タクヤが再び奴隷商人の元に捕らわれてしまう。
タクヤを救うため追いかけるドラン達は、先行した空影の連絡でチョラモンマへと向かった。
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11 - 「聖なる山の来訪者」 |
霊峰チョラモンマの中腹に建つ廃病院にいるというタクヤの救出に向かうドラン一行。
タクヤの窮地を助けてくれたのは、山岳警護監察官のアドベンジャーだった。
ずっと山を見守り続けてきた彼の案内で、一行はチョラモンマの頂上へと向かう。
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12 - 「れいろう - Over the Angel's Radder -」 |
チョラモンマの頂上にある「レジェンドラの聖地」で、一行は伝説の記された石碑を見つける。
全ての記憶を受け継ぐアドベンジャーによって、ドラン達は前世の封印を解かれた。
そしてタクヤ、カズキ、ダイの三人が唱えた「復活の呪文」により、一行の前にレジェンドラへの道が開かれる。
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13 - 「地球脱出作戦!」 |
レジェンドラへと向かう手段を探す一行は『洛陽のヴァリトラ』へとやって来た。
そこの宇宙博物館に展示されていた見覚えのある宇宙船を、ドラン達は何とか動かそうとする。
その頃、捨てられたような寂れた墓地で空影はレイザーと会っていた。 |
14 - 「騒がしい海賊達」 |
レイザーも巻き込んで宇宙へと飛び出した一行だが、早々に宇宙海賊に襲われてしまう。
窮地に陥ったドラン達だが…このフレーズを思い出して欲しい。
そう、全然出番の無かったワルザックファミリー、ようやく初披露初お目見えです!(笑) |
15 - 「余計な掘出物」 |
乗員の増えたワルター達の宇宙戦艦「シャーク号」は補給のために宇宙港に向かう。
そこでタクヤはシリアスと仲良くなるために一計を案じた。
宇宙港を離れて後、手にいれた補給品の中に爆弾が仕込まれていることが判ったシャーク号の面々はパニックになる。 |
16 - 「命の水」 |
燃料補給のために立ち寄った惑星で、シャーク号の乗員は全員、風土病に感染してしまう。
治療薬が切れてしまい、命の危険を孕んだ病気から一行を救ったのはタクヤの血の力だった。
その事実、そして陽炎の妖精の真実を知ってしまったドランは驚愕する。 |
17 - 「夢の二人現の二人」 |
他のメンバーにタクヤの秘密を明かそうとしない焔に疑いを持つドラン。
やがてシャーク号は無人の惑星にやってくる。そこは、人の願望に反応して体を形成する生物が生息していた。
ドランとタクヤも己が望んでいたものを知る。タクヤはロボット頃のドランを、そしてドランは…
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18 - 「炎の追憶」 |
ワルター達の本業(?)たる海賊行為に加担したドラン達は、彼らが宇宙海賊となった経緯を知った。
第一皇子のワルターの心情とは裏腹に、滅びた国を再興しようとする事に固執するシリアス。そんな彼女にレイザーは悲しみの視線を向ける。
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19 - 「心ミチル」 |
ならず者に囲まれていた若い女性を助けたドラン達だが、なんとその女性ミチルがドランに一目惚れしてしまう。
押しの強いミチルのアタックでとんとん拍子に話が進んでしまい辟易するドラン。
彼を見つめていたタクヤは独りもやもやとした感情に囚われていた。 |
20 - 「熱情」 |
己の想いを自覚したドランは、タクヤの元を訪れその心情をはっきりと告白した。
戸惑うタクヤも自らの内にあった想いと向き合い、見つめ合う事となる。知られる事への怯えもあった。
だがしかしドランはタクヤを受けとめ、タクヤ自身もドランの欲望を受け入れた。 |
21 - 「妖精の羽」 |
想いが通じて舞い上がっているドランの頭に冷水を浴びせ掛けるような出来事が発生する。
タクヤが暴漢に襲われかけたのだ。
ショックを受けたタクヤは窮地を救ったドランとゴルゴン以外に心を閉ざしてしまう。
その事態は他の仲間たちにも波紋を広げていた。 |
22 - 「銀の分裂」 |
タクヤが引き篭もった事による悪影響は、シルバーナイツの面々にも及んでいた。
ちょっとした諍いがきっかけで衝突するハヤタと焔。彼らを抑えようとする翼とロック。
そんな中で感情の高ぶった焔は、自ら隠し通してきたタクヤの寿命の事を暴露してしまった。 |
23 - 「荒れた海に架ける橋のように」 |
明かされた真実にハヤタは焔を糾弾する。そのやり取りは艦内の他の皆にも聞こえていた。
焔の発言を肯定する証言も挙げられ、最早その真実は否めようが無い。
絶望に陥る彼らに正気を取り戻させたのは、ゴルゴンの一括だった。
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24 - 「イエローパワーストーン」 |
救難信号をキャッチしたシャーク号は漂流していた救命艇を回収する。
その中から現れたのは、機械生命体(マシノイド)の二人だった。
ギャリガンとエンブリオと名乗る彼らに昔のドラン達を見る様だとはしゃぐお子達。
しかし、彼らの目的は別のところにあった。 |
25 - 「それは場所にあらず言葉にあらず」 |
黄金銀河を目前に控え、ドラン達はこれまでの旅を振り返っていた。
地球での気まぐれな天変地異は誰かの意図だったのだろうか?
尽きぬ話題の中で、思い切って自分の素性を打ち明けようと口を開くタクヤ。
しかし、それを翼がやんわりと止める。
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26 - 「約束の丘」 |
ついに辿り着いた惑星レジェンドラ。そこで旅は終焉を迎える。その筈だった。
しかし、そこは記憶を疑うほどに変わり果てていた。レジェンドラ王はどこだ?
彼女が望むものとは一体、何であったのだろうか? |